2018年12月のマーケットの振り返り
こんにちは。金融営業マンのあっきー(@akkycreate)です。
ここ最近(2018年の12月27日に記事を書いてます。)、日本の日経平均株価もアメリカのNYダウもかなりの値動きをしてますね。
10月以降下落局面に入り、12月に入り年末が近づくにつれて、かなりマーケットが荒れているので、2018年の終わりにあたって最近の株価の動き、マーケットの動きを簡単に整理して、振り返っておきます。
最後に個人的な見通しも簡単に述べておきます。
今のマーケットは、基本的には、世界最大の経済大国のアメリカの動きに連動している面が大きいかと思います。
10月以降の大きなトピックとしては、FRBの利上げ傾向にはじまり、長期金利と短期金利の逆転現象、中国との貿易摩擦、中間選挙の結果を受けて上院下院のねじれ、その対立に伴う政府機関の閉鎖危機といった政治的・経済的なトピックがありました。クリスマスの時期は上がるという過去のアノマリーも覆して、下落傾向が続きました。
10月以降、12月26日のNYダウの1000ドルを超える反発までは、下落傾向がここまで続いていました。
日経平均で言えば2018年の24000円の高値圏から5000円以上下がり、一時期19000円を割り込みました。
日本企業の業績については、良好な状態が続いていることから、ファンダメンタルズは順調に推移しているという見方が多くの投資家の間で共通の認識になっていると思います。
そのこともあって、今朝(27日)のニュースで、アメリカ株式の売られ過ぎ、安値圏との判断から大口の買いが入り、NYダウの急反発が伝えられると、日経平均も大きく反発して上昇に転じました。
今日の日経平均の最終的な終値750円プラスで、2万円を越えました。
ここまで簡単ながら、12月の乱高下について整理して振り返ってきました。
参考資料:12月26日朝までの日足の日経平均チャート、NYダウチャート、海外指標、12月27日終値の国内指標、米ドル為替レートの推移
2019年1月のマーケットの見通し
当たるかはわかりませんが、個人的な考えを書きます。
現時点での正直な見方は、リーマンショック時のような個別具体的な理由というよりは、複合的な要因で下がっているように感じています。リスクをあえて絞れば、経済規模で第1位のアメリカと第2位の中国の貿易摩擦が大きいと思いますが、行動が読めないトランプ大統領のことなので、今後の展開はなんとも断定できません。しかし、前段でもふれた日本企業の業績が良いことを踏まえると、このままずるずると下がるとも思えません。
そのことを踏まえて、2019年のはじめの動きは最終日、大納会の取引を2万円超え、プラス取引で終えられるかは重要だと思います。
一般的に年明けはアノマリーで上がる傾向があると思っています。
そのためにも今夜のNYダウは昨日のあげにつられて上がるのか?
ここがすごく重要だと思います。
もしも上がれば、そのまま日経平均も上がることが想定されるので、2万円超えで大納会を終えれそうです。
そうなれば、個人的な希望も含めて、1月の株価は2万2千円ぐらいで推移するんじゃないかと少し楽観的な思いを持っています。
一方で、仮にNYダウの下落、日経平均の2万円割れで大納会を終えた際には、必ずしも上昇傾向にはならないのではないかと思っています。
もしかするとまた、しばらくずるずる下がるかなとも思っています。
つまり、12月27日の23時のこの記事を書いている時点では、やや上昇傾向と予想はしているが、実際には明日次第と思っています。
今後、このまま一段落して、上げに向かうのか?それとも乱高下していくのか?
ここが、現時点では、大きなポイントになると思います。